赤ちゃんの検診と体重測定

オーストラリアでの妊娠出産話となると書きたいことはたくさんあるのですが、まずは出産後のことについてまとめてみたいと思います。わたしは妊娠から出産までプライベート(私立)の病院でお世話になっていました。その流れで、息子の6週間検診もプライベートの小児科医へ予約することになりました。費用はかかりますが、出産直後から退院まで診てもらっていた先生のほうがいいかなと思ったのです。ちなみにパブリック(公立)の病院での出産の場合、妊娠から出産、その後の検診など一連の費用はかかりません(もちろん例外はあります)。

6週間検診以降は2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月と続き、ゴールドコーストにある”Community Health Centres”のうち、都合のよいセンターへ予約してもいいし、GP(「ジェネラル・プラクティショナー」の略。一般医やホームドクター、かかりつけの医師のこと)でも受け付けてくれます。もちろん、プライベートの先生でもいいのですが、その都度費用がかかるので、そこは親の判断によりますよね。ちなみに、コミュニティ・ヘルス・センターのナースとGPのどちらに診てもらってもあまり違いはありませんが、わたしの経験ではナースの検診だと育児相談がしやすく感じました。寝付きが悪いとか、母乳のこととか、日々のことで気になっている点について気軽に話せる雰囲気です。GPの先生の場合、より医療的な診察になります。もちろん気になることはどんどん質問したらいいのですが、どこにも問題がなければ、のんびりと育児談義をしている雰囲気ではありません。

それから定期検診以外にも、生まれてからしばらくは一週間ごとの体重測定をすすめられます。この体重測定、わたしが通っているコミュニティ・ヘルス・センターでは月曜日の午前中に予約なしで訪れることができます。常に数人のナースがいて、赤ちゃんの健康状態のチェックや体重の記録をしてくれたり、母乳育児についてアドバイスをくれたりします。いろいろなテーマにそったグループ・セッションも開催されていて、新米パパ&ママには嬉しい交流の場となっています。こうしたパブリックのサービスは基本的にすべて無料です。ありがたいですね。